三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の損保大手3社が調整に入っている経営統合で、あいおいとニッセイ同和を先行して合併させる案が有力となっていることが30日分かった。この2社の合併後に三井住友海上が合流し3社は最終的に10年春の統合を目指す。
3社の08年3月期連結決算の保険料収入は三井住友海上の1兆5410億円に対し、あいおいは8715億円、ニッセイ同和は3182億円。三井住友海上が経営規模で圧倒するため、あいおいとニッセイ同和が先行合併して規模を近づけ、勢力均衡を図る狙い。
最終的には、持ち株会社の三井住友海上グループホールディングスの名称を変更して親会社とし、三井住友海上火災保険と合併2社が傘下に入る姿を想定。三井住友海上火災保険は住友生命保険、三井生命保険と提携し、ニッセイ同和は親会社の日本生命保険と提携しており、持ち株傘下で三井住友海上火災保険と合併2社を併存させるのは、それぞれの生保との提携を維持する狙いもあるとみられる。